ドキュメンタリー映画「靖国」が日本で初公開【2008.05.05】(人民網)

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 日本在住の中国人監督・李纓(リー・イン)氏が10年かけて撮影したドキュメンタリー映画靖国 YASUKUNI」が61回目の憲法記念日となる3日、東京の映画館「渋谷シネ・アミューズ」で公開された。この映画を観賞した多くの人が「非常に見る価値が高い」と好評だった。
 松岡みどりさん(63歳)は「この映画はすばらしい。日本人としてもっと歴史を学ばなければいけないと思った」と感想を述べ、反日を理由に上映を反対する声に対し、「『反日』ではなく『反戦』を訴える作品だ。反対する人たちはこの映画を見てから発言すべきだ」と語った。また、会社員の飯高淳一さん(44歳)も「『反日』の作品だとはまったく感じなかったし、とても客観的に撮られている。日本でもこんな番組を制作すべきだと思った」と話した。
 「靖国 YASUKUNI」は同映画館で今月10日まで上映予定。その後、東京、大阪など20数カ所の映画館でも相次ぎ公開される見通しだ。「中国新聞網」が伝えた。(編集KA)

(K−K)