銚子市遺族会戦没者大会:平和の大切さ訴え、今年度も開催 /千葉【2008.03.18】(毎日新聞)

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 銚子市遺族会(丁子(ようろご)源三郎会長、1150人)の今年度の市戦没者遺族大会が17日、会員約200人が出席して、市保健福祉センターで開かれた。
 丁子会長はあいさつで、「あの戦争が終結して60年余。記憶が風化しつつある中で世界の各地で今なお、紛争が絶えない」と平和の大切さを訴えた。「戦没者遺族を二度と出してはならない」とする「大会宣言案」と世界の恒久平和を求める「決議案」を全会一致で採択した。
 この後のアトラクションでは、ほとんどが70代のメンバー「なかよしハーモニカクラブ」(関野政次会長、15人)が「同期の桜」「異国の丘」「海ゆかば」などを演奏。「春日舞踊サークル」の舞も披露され、会員たちは和やかな雰囲気の中で平和をかみしめていた。【新沼章】