夏淑琴さん名誉毀損裁判のお知らせ

南京への道・史実を守る会より、夏淑琴さん裁判控訴審についてお知らせします。

======== 夏淑琴さん名誉毀損訴訟・控訴審第1回口頭弁論 ========
日時: 3月17日(月)午後1時15分
場所: 東京高等裁判所(裁判所合同庁舎)824号法廷
(地図)
http://www.courts.go.jp/tokyo/about/syozai/tokyotisai.html
※傍聴が抽選になる場合は、30分ほど前から抽選券が配布されます。
(交付情報)
http://www.courts.go.jp/search/jbsp0010?crtName=15

========  報告集会  ========
日時: 3月17日(月)裁判終了後、1時間程度
場所: 弁護士会館 10階・1002室
(地図)
http://niben.jp/other/map.html
ご都合がよろしければ是非裁判傍聴と報告集会にご参加下さい。百人斬り裁判と同様に一回で結審となる可能性があります。

1937年12月の南京にて、夏淑琴さんの家族7人が日本兵によって殺害された「新路口事件」が発生しました。亜細亜大学教授・東中野修道氏は著書の「南京虐殺の徹底検証」(展転社)の中で、この事件の英文資料を(恐らくは意図的に)誤訳し、さらに恣意的な解釈を加えることによって、夏さんは事件の生存者とは別人であろうと述べました。
この誹謗中傷に対し昨年11月2日の東京地裁判決は、「通常の研究者であれば」この著書のような誤りは犯さないと厳しく指摘し、被告である東中野氏と展転社に合計400万円の賠償を命じました。夏さんの当然の勝利であり、東中野氏は歴史研究者の名に値しないことが公式に認められたのです。
しかし氏と展転社はこの判決を受け入れることなく、期限(一審判決後二週間)ギリギリになって控訴しました。さらに展転社は今頃になって「夏淑琴裁判を支援する会」を立ち上げ、支援を呼びかけています。
一方夏さん側も、被告が控訴することを見越して、謝罪広告の要求が認められなかった点などについて控訴しています。歴史歪曲主義は厳しく追い詰めなければならないのです。
戦争犯罪の被害者・証言者の名誉を守り、歴史の事実を正しく伝えるために、控訴審でも勝たなくてはなりません。そのためにも一人でも多くの方々に集まっていただきたいのでよろしくお願います。


(参考)
特集「夏淑琴さん名誉毀損裁判」(戦後責任ドットコム)
http://sengosekinin.peacefully.jp/issue/issue05.htm
15年戦争資料 @wiki - 夏淑琴さん名誉毀損訴訟 東京地裁判決
http://www16.atwiki.jp/pipopipo555jp/pages/737.html


・・南京への道・史実を守る会・・・・・・・
URL:http://www.jijitu.com