大阪原告団も取り下げ=中国残留孤児訴訟、地・高裁とも終結【2008.03.11】(時事通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080311-00000038-jij-soci

 早期の帰国措置を怠ったなどとして、中国残留孤児が国に損害賠償を求めた集団訴訟で、大阪訴訟原告団は11日、大阪高裁と大阪地裁で取り下げ手続きを行い、訴訟を終結させた。
 大阪高裁(中路義彦裁判長)では、口頭弁論で原告側は意見陳述した後、取り下げた。また地裁(平林慶一裁判長)で係争中の原告も取り下げ書を提出した。
 原告は高裁が32人、地裁が112人の計144人。一連の訴訟は、改正中国残留邦人支援法の成立を受け、東京高裁や福岡地裁など各地で、原告側が訴訟を取り下げ終結している。
【関連記事】
中国残留孤児、賠償請求の大阪訴訟が終結【2008.03.11】(産経新聞)