<東京大空襲>400人が参列「春季慰霊大法要」 63年目【2008.03.10】(毎日新聞)

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 10万人の市民の命が奪われた東京大空襲から63年を迎える10日、東京都墨田区横網の都慰霊堂で、空襲と関東大震災の「春季慰霊大法要」(東京都慰霊協会主催)が開かれ、約400人が参列した。
 法要には常陸宮さまご夫妻や石原慎太郎都知事も出席。石原知事が「世界平和を進め、多くの人が安心して暮らせる首都東京を創造することを改めて誓います」と追悼の辞を述べ、常陸宮さまご夫妻や遺族の代表が焼香した。
 江戸川区の女性(80)は空襲で父と弟を亡くした。自分は母と一緒に近くの小学校に逃げたが、火の手が迫ったため、貯水池の中に逃れて助かったという。「火が渦巻き、地面をなめていた。逃げるのが精いっぱいだった。戦争は2度と起こしてほしくない。そういう思いを込め、お父さんに会いに来ています」と声を詰まらせた。【佐藤賢二郎】
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