従軍慰安婦問題に批判的な社説掲載 ジャカルタポスト紙

【2007.08.20】(朝日新聞)
http://www.asahi.com/international/update/0820/TKY200708200037.html

安倍首相が訪問中のインドネシアの英字紙ジャカルタポストは20日付の社説で従軍慰安婦問題に言及し、「日本のリーダーたちが自らの歴史を誠実に受け入れられない限り、国際社会の中枢での役割を担うことは決してできないだろう」と論評した。

 社説は、安倍首相が3月、従軍慰安婦について「強制性を裏付ける証拠がなかった」などと発言したことについて、カリマンタンの元従軍慰安婦(78)が「彼の顔を平手打ちしたい。うそつきだ」と地元メディアに語ったことを紹介。「過去の否定は国の名声を傷つける」と批判した。

 同紙は、首都ジャカルタなど大都市を中心に発行されている有力紙の一つで、知識層の読者が多い。

ドイツで日本と韓国の市民が協力して政府に謝罪を要求しているというのは、ちょっと新鮮でした。あらゆる所から真摯な対応を迫られている日本政府ですが…。