「浮島丸」調査で舞鶴訪問 韓国の研究者ら、現場を視察【2007.07.26】京都新聞

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007072600159&genre=C4&area=K60

 日本の植民地支配下での強制連行の実態を調査している韓国の政府機関の担当者が26日、京都府舞鶴市を訪れて多くの朝鮮人労働者らが亡くなった浮島丸事件について地元市民団体からの聞き取りや、沈没現場の視察などを行った。
 2009年までに完成を予定している調査報告書準備の一環で、現地訪問は昨年に続き2回目。
 韓国は2004年、1945年8月24日に帰国途上の朝鮮人労働者らを乗せた旧海軍の輸送船・浮島丸が爆発して500人以上が死亡した同事件、在日朝鮮人被爆実態など強制動員被害の真相を究明するための特別法を施行。国家公務員や民間研究者らで構成する真相究明委員会を設け、日韓各地で文献や訪問での調査を重ねている。

(梁)