【2007.04.29】中国残留孤児:国庫負担で年金満額支給 生活保護世帯対象に特別給付金も−−政府方針

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/archive/news/2007/04/29/20070429ddm001010066000c.html
満州(現中国東北部)の中国残留孤児が永住帰国後、国に賠償を求め相次ぎ訴訟を起こしている問題で、政府が戦後補償として検討している支援策の全容が28日、判明した。国庫負担で基礎(国民)年金を満額支給(月約6万6000円)した上で、現在約6割が受けている生活保護に代わり、新たに「中国残留邦人特別給付金制度」(仮称)を創設する。残留孤児が高齢化しているため、政治決着による全面救済を目指し、訴訟取り下げも含めて受け入れを働きかける。