毎日新聞 2007.04.01 日本軍「慰安婦」問題】
日韓外相会談:歴史認識、溝広がる 韓国、慰安婦問題で遺憾を表明
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/archive/news/2007/04/01/20070401ddm002010021000c.html
済州島(韓国南部)堀山明子】麻生太郎外相は3月31日、韓国・済州市内のホテルで同国の宋旻淳(ソンミンスン)外交通商相と会談した。宋外相は、安倍晋三首相の慰安婦問題での「狭義の強制性はなかった」とする発言などを念頭に「日本国内で誤った言動がみられる、歴史を直視すべきだ」と遺憾の意を表明するなど、歴史認識問題で日本側に強い態度を示し、日韓両国間の溝の広がりを浮き彫りにした。


毎日新聞 2007.03.30 日本軍「慰安婦」問題】
従軍慰安婦問題:河野氏、「談話」見直し批判 慰安婦否定「誠実でない」
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/archive/news/2007/03/30/20070330ddm002010066000c.html
 いわゆる従軍慰安婦問題をめぐり、河野洋平衆院議長が元慰安婦への支援活動を行ってきたアジア女性基金(理事長・村山富市元首相)のインタビューに「従軍慰安婦というもの自体がなかったといわんばかりの議論をするのは変だ。全部うそだと議論して騒ぐのは、知的に誠実ではない」と語っていることが29日、分かった。河野氏は93年、旧日本軍の関与を認めて謝罪する官房長官談話を出しており、最近の談話見直しの動きを批判したものだ。


毎日新聞 2007.03.29 日本軍「慰安婦」問題】
従軍慰安婦問題:官邸に乱れ、批判やまず 首相訪米の際、難題にも
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/archive/news/2007/03/29/20070329ddm005010021000c.html
 いわゆる従軍慰安婦問題が、安倍晋三首相の沈静化しようとする努力にもかかわらずくすぶり続けている。慰安婦の募集で「狭義の強制性」を否定した首相の説明に対し、米有力メディアの批判が収まらないのだ。首相は持論を封印して「おわび」を強調する姿勢に転じているが、今度は側近の下村博文官房副長官が「旧日本軍の関与」を否定する発言をし、「官邸内不統一」にしびれを切らした与党からも批判が噴き出している。首相就任後初の訪米(4月26、27日)でも難題になりかねない状況だ。


産経新聞 2007.04.01 日本軍「慰安婦」問題】
慰安婦決議案 米上院議員が反対書簡
http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070401/usa070401001.htm
「日本との関係に悪影響」
【ワシントン=有元隆志】米民主党の日系米国人、ダニエル・イノウエ上院議員ハワイ州選出)が下院に提出された慰安婦問題をめぐる対日非難決議案について「不必要なだけではなく、日本との関係に悪影響を及ぼす」として採択しないよう求める書簡をトム・ラントス下院外交委員長(民主党)らに送っていたことが30日、明らかになった。


産経新聞 2007.04.01 日本軍「慰安婦」問題】
慰安婦問題 米紙、吉見教授の見解掲載 保守派の反発強調
http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070401/usa070401000.htm
 3月31日付の米紙ニューヨーク・タイムズは東京発で、従軍慰安婦に対する旧日本軍の関与を指摘してきた吉見義明・中央大教授(日本現代史)のインタビューを伝え、安倍晋三首相を筆頭とする保守派が教授の見解の否定に躍起になってきたとする記事を、国際面の1ページを使って掲載した。


産経新聞 2007.03.28 日本軍「慰安婦」問題】
駐米大使館、慰安婦問題で首相批判の米紙に反論
http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070328/skk070328000.htm
【ワシントン=山本秀也】いわゆる慰安婦問題と北朝鮮の日本人拉致問題を同一次元で論じる日本非難の社説(24日付)を掲載した米ワシントン・ポスト紙のハイアット論説委員長に対し、北野充駐米公使(広報担当)は27日、「(日本政府の)公式の考え方を十分理解していない」と抗議した。