鳥取大地震:発生から64年 朝鮮人労働者慰霊祭や4800人参加の防災訓練 /鳥取【2007.9.11】 (毎日新聞)

 こんな事件があったんですね、恥ずかしながら知らなかったです…。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070911-00000175-mailo-l31

鳥取地震(1943年9月10日)から64年を迎えた10日、岩美町荒金の旧岩美鉱山(通称荒金鉱山)では大地震で犠牲になった朝鮮人労働者らの慰霊祭が営まれた。鳥取市では震度6強以上の大地震を想定し、53機関、約4800人参加の防災訓練があった。
 慰霊祭は同町日韓朝友好事業実行委員会が主催し、地元関係者ら約120人が出席。読経や焼香、献花などがなされ、65人の犠牲者の冥福を祈った。同鉱山は1889年開坑の銅山。大地震のため、鉱山から出た鉱泥をためるえん堤が決壊し、朝鮮人労働者らの住む集落をのみ込んだ。1948年に供養塔が建てられたが、現在も約20人の遺体が眠っているという。
 在日本朝鮮人総連合会(総連)県本部の朴井愚(パクチォンウ)委員長は「一日も早く犠牲者を掘り返し、祖国に帰すべきだ」と述べ、在日本大韓民国民団(民団)県本部の薛幸夫(ソルヘンブ)団長は「日韓交流の原点となる場所。朝鮮人労働者の強制連行の歴史を検証する必要がある」と訴えた。同町立岩美南小5年生25人も参列し、内田楓子さん(10)らは「知らなかった。朝鮮の人たちについて、いろいろ調べてみたい」と話していた。
 鳥取市では、市役所本庁舎に災害対策本部が設置され、午前10時から市内の小学校や鳥取港、各総合支所などで、避難訓練や消火訓練、ヘリのつり上げ救助訓練などがあった。
 同市賀露町南5の賀露白浜運動場には、近くの小学校と保育園の児童や地区住民ら約650人が避難。市消防団が発煙筒に向けて放水する消火訓練を行うと、児童もホースを直接持って放水していた。

 しかし、何故未だに遺体が放置されているのでしょうか。犠牲になったのが日本人だったら…、と考えるのは変でしょうか?(アクセル)