仙台市長に違憲警告 金剛山歌劇団使用不許可で弁護士会【2007.07.28】

http://www.kahoku.co.jp/news/2007/07/20070728t13032.htm

 在日朝鮮人でつくる金剛山歌劇団(東京)が公演を予定していた仙台市民会館青葉区)の使用許可取り消し問題で、仙台弁護士会(角山正会長)は27日、「(許可取り消しは)集会の自由を侵害する処分で違憲」だとして、梅原克彦市長あてに警告書を提出した。処分をすぐに撤回し、公の施設の運営で同様の行為を繰り返さないよう戒めている。
 警告書は「市長は公演実施でどのような混乱が生じる恐れがあるのか十分に検討していない。重大な影響が生じる客観的な根拠が示されておらず、極めて安易に許可を取り消した」と指摘。「混乱を根拠に許可を取り消すことは、妨害行為を助長する結果にもつながる」と強調している。

(梁)