【2007.05.31】「ドイツの強制労働補償財団:「記憶・責任・未来」訪ねて 歴史的・道義的責任、前面に

http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/europe/archive/news/2007/05/31/20070531ddm014040106000c.html
 ナチス時代の強制労働被害者に対するドイツ政府と企業の補償金支払いが、来月で終了する。日本の戦後処理との相違点と類似点は何か。ドイツの公的文化機関「ゲーテ・インスティトゥート」(ドイツ文化センター)の招きで訪れた補償財団の歩みを、いわゆる従軍慰安婦の問題に取り組んだアジア女性基金との比較を交えて検討する。また、ブラント元西独首相の「東方政策」の立役者として知られるエゴン・バール氏へのインタビューをあわせて紹介したい。【岸俊光】