【2007.05.15】沖縄:きょう復帰35周年 基地集中は「安保上の環境」−−知事会見

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/archive/news/2007/05/15/20070515ddm012040117000c.html
沖縄県は15日、本土復帰35周年を迎える。米軍基地の整理・縮小は進まず、米兵の事件・事故も後を絶たない。仲井真弘多(なかいまひろかず)知事は14日、報道各社のインタビューに応じ、基地が沖縄に集中し続ける理由として「安全保障上の場所の重さ、地政学上の軍事的意味が大きいのではないか」と述べた。米兵による少女暴行事件を機に基地問題が先鋭化した95年以降、沖縄知事として初めて安全保障上の環境が第一要因との見方を示した。【三森輝久】