【2007.05.05】戦後補償訴訟:国、企業の努力焦点 司法の道閉ざされ

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/archive/news/2007/05/05/20070505ddm041040093000c.html
 第二次大戦中に被害を受けた外国人が日本の政府や企業に賠償を求める戦後補償裁判が、大きな節目を迎えている。強制連行や性的暴行などで中国人被害者の賠償請求を退けた5件の最高裁判決・決定(4月27日)により、司法救済の道はほぼ閉ざされたからだ。ただ、最高裁は加害の事実を否定しておらず、企業や国が訴訟外でどう対応するかが焦点となる。