【2007.04.28】中国人強制連行訴訟:原告敗訴(その1) 閉じた司法救済の扉 原告、抗議の右拳

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/archive/news/2007/04/27/20070427dde041040077000c.html
 日本の司法は無情だった。27日、中国人の賠償請求権を否定した強制連行訴訟の最高裁判決。勝訴を信じ、提訴から9年余にわたり日本企業の理不尽さを訴えてきた原告たちは、退廷する裁判官に向かって右手の拳を突き上げ、怒りをあらわにした。「不当判決」「許せない」。支援者たちからは、司法救済の道を閉ざした「人権の砦(とりで)」に厳しい声があがった。【高倉友彰、木戸哲】