【2007.04.28】戦後補償訴訟:中国人原告ら四つの裁判敗訴

http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/archive/news/2007/04/28/20070428ddm041040114000c.html
 第二次世界大戦中に旧日本兵に暴行されたとして、中国人女性2人(1人は故人)が日本政府に賠償を求めた「慰安婦」訴訟で、最高裁第1小法廷(才口千晴裁判長)は27日、原告側の上告を棄却した。判決は、暴行被害を事実と認定した2審の判断を支持し「苦痛は極めて大きかった」と指摘する一方、同日午前の強制連行訴訟の第2小法廷判決と同様に「日中共同声明により裁判で賠償を請求することはできなくなった」と述べた。