【2007.04.21】

台湾ハンセン病訴訟:国の訴訟費用負担が確定
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/archive/news/2007/04/21/20070421ddm012040046000c.html
 日本統治時代に台湾のハンセン病療養所「楽生院」に強制収容された入所者25人が国に補償を求めた「台湾ハンセン病訴訟」の訴訟費用を巡り、最高裁第2小法廷(津野修裁判長)は20日、国に費用を負担させる決定を出した。訴えを取り下げた入所者側が負担するのが原則だが、東京地裁と東京高裁は「実質敗訴した国が負担すべきだ」と判断。第2小法廷もこれを「是認できる」と述べ、負担を拒んだ国側の特別抗告を棄却した。国の費用負担が確定した。【木戸哲】