産経新聞 2007.04.13 日中関係
ゾルゲ事件”対日工作 中国人工作員が関与
http://www.sankei.co.jp/kokusai/china/070413/chn070413001.htm
【上海=前田徹】20世紀で最も成功したスパイ事件とされるリヒャルト・ゾルゲの対日スパイ網構築が当時、ソ連コミンテルンに属していた中国人工作員によって行われていたことを示す自伝が見つかった。自伝は文化大革命で迫害を受け失明した著者が革命秘話として書いたものだ。上海でゾルゲから直接、対日工作を指示されたことや日本では近衛内閣顧問の尾崎秀実(ほつみ)と協力していたなど事件の貴重な裏話がつづられている。


産経新聞 2007.04.12 日中関係
温家宝首相が国会演説、歴史認識問題で苦言
http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070412/skk070412002.htm
 来日中の中国の温家宝首相は12日午前、中国の首相として初めて国会演説を行った。今回の来日を「氷を溶かす旅」と位置づける温首相は、演説の冒頭、「友情と協力のために貴国にきた」と強調した。日中戦略的互恵関係の構築の重要性をアピールする一方、歴史問題に相当の時間を割き、日本側の深い反省とおわびの態度を実際の行動で示すよう求めた。


毎日新聞 2007.04.12 日中関係
温・中国首相:国会で初演説 歴史認識、姿勢を評価−−靖国参拝にはクギ
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/archive/news/2007/04/20070412dde001030037000c.html
 中国の温家宝首相は12日午前、中国首相として初めて衆院本会議場で演説した。歴史認識問題について「日本政府と指導者が侵略を公に認め、深い反省とおわびを表明したことを積極的に評価する」と、これまでの日本の姿勢を評価した。一方で「日本側が態度の表明と約束を実際の行動で示すことを心から希望する」とも述べ、直接の言及は避けながら日本の首相が靖国神社を参拝することのないよう求めた。(8面に演説要旨)