毎日新聞 3月25日〜27日
【毎日新聞 2007.03.27 中国残留孤児】
中国残留孤児：２人、血縁関係認められず
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20070328k0000m040048000c.html
厚生労働省は２７日、中国残留日本人孤児で昨年１１月に一時帰国した馮秀枝さんと張盛華さんについて、ＤＮＡ鑑定の結果、姉や弟ではないかと名乗り出た人との血縁関係が認められなかったと発表した。今年度は７人が認定され一時帰国。馮さんと張さんは名乗り出た人と対面調査した上でＤＮＡ鑑定に臨んでいた。この結果により、身元が判明した人は昨年度に引き続きゼロとなった。
【毎日新聞 2007.03.27 日本軍「慰安婦」問題】
従軍慰安婦問題：下村官房副長官「軍、直接関与せず」
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/archive/news/2007/03/27/20070327ddm005010002000c.html
下村博文官房副長官は２６日の記者会見で、いわゆる従軍慰安婦問題について「（強制連行をめぐり）軍の関与はなかった、直接的な関与はなかったと私自身は認識している」と語った。
【毎日新聞 2007.03.27 中国関連】
光華寮訴訟：台湾勝訴は無効 最高裁差し戻し
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070328k0000m040053000c.html
中国と台湾のどちらに所有権があるかが争われていた中国人留学生寮「光華寮」（京都市）を巡る訴訟で、最高裁第３小法廷（藤田宙靖（ときやす）裁判長）は２７日、台湾勝訴とした１、２審判決を破棄し、審理を京都地裁に差し戻した。判決は「原告は中国という国家」と判断したうえで「７２年の日中共同声明で、台湾当局は原告の国家を代表する政府ではなくなり、訴訟を担当する資格を失った」と述べ、台湾当局を原告としてきた４件の下級審判決をすべて無効とした。提訴４０年、上告２０年で訴訟は大きな区切りを迎えた。
【毎日新聞 2007.03.27 中国関連】
光華寮訴訟：提訴から４０年 寮生ら「早く改修したい」
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070328k0000m040061000c.html
「台湾当局は訴訟を続けることができない」。提訴から４０年、上告から２０年を経て２７日、ようやく出された光華寮訴訟の最高裁判決は、台湾側に厳しい内容になった。短いコメントを出した台湾側。一方、立ち退きを求められていた寮生らは喜びながらも「裁判が解決しなければ老朽化した建物の改修もできない」と複雑な表情を見せた。
【毎日新聞 2007.03.27 強制連行】
旧槙峰鉱山強制連行：宮崎も原告敗訴 「法的責任は消滅」−−地裁判決
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/archive/news/2007/03/27/20070327ddm012040142000c.html
第二次世界大戦中に宮崎県日之影町の槙峰鉱山に強制連行され、過酷な労働を強いられたとして、中国人と遺族の計１３人が国と三菱マテリアル（旧三菱鉱業、本社・東京）に計約１億８４００万円の損害賠償などを求めた訴訟で、宮崎地裁（徳岡由美子裁判長）は２６日、「強制連行の事実はあったが、法的責任は時の経過により消滅した」として請求を棄却した。原告側は即日、控訴した。中国人の強制連行を巡る訴訟は全国で１４件が係争中。０５年６月の東京高裁判決以降、不法行為から２０年で賠償請求権がなくなる「除斥期間」などを理由に原告敗訴が続いている。
【毎日新聞 2007.03.27 強制連行】
中国人強制連行訴訟：長崎でも原告敗訴−−地裁判決
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/archive/news/2007/03/27/20070327dde041040052000c.html
第二次大戦中に長崎県内の炭鉱へ強制連行され、過酷な労働を強いられたとして、中国人１０人（うち遺族４人）が国と同県、三菱マテリアル（旧三菱鉱業）と三菱重工業＝ともに本社・東京＝に総額２億円の損害賠償と謝罪を求めた訴訟で、長崎地裁（田川直之裁判長）は２７日、原告の請求を棄却した。
【毎日新聞（長崎版） 2007.03.27 強制連行】
中国人強制連行訴訟：請求棄却 「戦争に時効ないのに」原告に落胆と怒り ／長崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nagasaki/news/20070328ddlk42040662000c.html
