【2007.03.20】原爆症認定訴訟:2人の却下取り消し 原告訴え認める−−仙台地裁

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/archive/news/2007/03/20/20070320dde001040008000c.html
原爆症の認定申請を却下された仙台市被爆者2人が、国を相手取って処分取り消しなどを求めた訴訟で、仙台地裁(潮見直之裁判長)は20日、国の認定基準の不備を認め、原告2人に対する却下処分の取り消しを命じた。集団訴訟仙台地裁を含め、全国19地高裁で係争。これまでに大阪、広島、名古屋の3地裁が06年5月以降、原爆症の認定基準の欠陥を指摘しており、国に被爆者支援政策の見直しを迫る司法判断の流れが定着した。