【2007.03.17】中国人強制連行訴訟:原告本人が陳述−−最高裁弁論

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/archive/news/2007/03/17/20070317ddr041040006000c.html
戦時中に日本に強制連行され、広島県発電所建設現場で重労働を強いられたとして、中国人男性2人と3遺族が、施工業者の西松建設(東京都港区)に計2750万円の支払いを求めた訴訟の上告審弁論が16日、最高裁第2小法廷(中川了滋裁判長)で開かれた。弁論が開かれたことで原告勝訴の2審判決が見直される可能性が出ているが、作業中の事故で両目を失明し、体調不良を押して来日した原告の宋継尭さん(79)は「地獄のような生活を送ってきた。歴史的事実を正しく認識してほしい」と訴えた。判決期日は4月27日。